--コースタイム--
渋の湯(1時間10分)賽の河原下部(40分)高見石(南歩道--30分、北歩道--45分)白駒池
--解説--
 奧蓼科のバス停から渋川沿いの道を進み、渋の湯ホテルの先で左岸に渡り分岐を左に進む。林の中を進む途中で黒百合方面 への道が分かれる。小さな沢を渡り、渋川沿いの道を進み途中で右岸へと渡る。この辺りまでくると森は針葉樹林になる。ここから先も数度左岸、右岸へ渡り返していくと賽の河原の下部に出る。
 賽の河原の斜度はそれほどでもないが、その名の通り石がゴロゴロとしている場所なので歩き慣れていない人には緊張する場所かもしれないが、落ち着いて歩いていこう。コースとしては左寄りの方にペンキでマークしてある。所々不安定な石もあるので足元に注意をして。石地蔵を過ぎ20分ほど進み、上部に出る辺りで左(方角的には北の方)に曲がります。ここから針葉樹林帯に再びはいります。ここまで来れば後はゆるやかな登りで、そのうちに縦走路に出るでしょう。右に曲がると高見石の方へ、左は丸山の方へと道が続きます。どちらへ行っても白駒池への道はあります。とりあえず高見石で一服いれてはいかがでしょう。ここからすぐですから。
  高見石から白駒池へ下りる道は南歩道と北歩道の2本の道があります。時間的に早いのは南歩道で高見石小屋の庭先から下ります。けっこう傾斜がきついため一気に白駒池まで下ることができます。北歩道は一度丸山の方へ戻り、途中から右に下ります。時間が少々かかりますが、傾斜は緩やかです。

--このコース上での注意点--
賽の河原は不安定な石もあるために、足元に注意しながら歩いて下さい。霧の日や雨の日などはコースのマーカーを見失わないように。高見石から白駒池へ下りてくる南北の歩道は雨降りや雨後など、足元が濡れている時は大変滑りますので要注意です。なるべくなら北歩道を通 った方がいいかな。ここでも登山道に敷いてある丸太などは要注意です。

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