--コースタイム--
山頂駅(15分)雨池峠(25分)林道(15分)雨池北西岸(15分)雨池南岸(20分)麦草峠分岐(50分)麦草峠(40分)白駒池
--解説--

 山頂駅を出発して雨池峠まで平坦な道を行く。途中縞枯山荘の前を通り、縞枯山と雨池山の谷間を進んでいく。雨池峠は雨池山、縞枯山、雨池方面への分岐である。雨池峠を過ぎるととたんに道幅は狭くなり、道の所々に大きな石が出ているので少し歩きづらい。* しかし道ははっきりしているので迷う事もないだろう。そして双子池から続いている広いしっかりとした林道にでる。ここを右に折れ、このまるで車道のような林道をわずかばかり進んでいくと左側に雨池への道標が目に入るだろう。

 ここから雨池への道はカラマツなどの針葉樹の森の中を進んでいく。10分程進むと森の向うに雨池が見えてくるだろう。ここは雨池の北西岸になる。増水時は今きた道をひきかえして林道に戻らなければならない。この林道を進んでも麦草峠への分岐に出る。

 雨池からは南岸から麦草峠への道が出ているので、この際今回は雨池の岸辺ををぐるっとまわっていこう。20分ほどで南岸に到着する。ここから見る雨池もなかなか美しい。池の対岸には茶臼、縞枯山が見えるのだ。とても静かな 雨池に別れを告げて麦草峠へ。ここからしばらくの間は雪解け期、雨降り後の増水時には水が溜りやすく*非常に歩きにくい場所だ。再度林道に出て左へ。しばらく行けば右側の笹の間に、麦草峠への分岐が見える。

 ここからは鬱蒼とした樹林内を行く。緩やかな登りの途中に短い急斜面があるが、のんびり進めば問題はないだろう。途中小さな沢を渡り森の中を進んで行く。ここの森も大変美しい。次第に笹が目立ち始め下りになってくると終盤に差しかかったと思ってよい。ひときわ美しい苔の中を通り過ぎればもう麦草峠である。

--このコース上での注意点--
*ここも1日中日が当たらないのでじめじめとしているので、石の上や丸太などに足をかける時は慎重に。
*ここの水の溜まり方は半端ではないので事前に確認しておいた方がいいかもしれない。
 
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